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ABOUT US

FMF Japanとは

FMF Japan は、胎児医療に関して最新の知見を国内で取得・普及することを目指す一般社団法人です。
欧米では、胎児も医療の対象であるという考えから胎児健診が普及し、
検査の説明や方法についてガイドラインがあります。
FMF Japan 代表の林伸彦は、産婦人科医として妊婦健診をする中で、生まれるまで病気が見つからず出生直後に急変したり亡くなる赤ちゃんがいることや、妊娠中に治療できていれば救われた赤ちゃんがいることに課題を感じ、
米国・英国・スペイン・ベルギー・中国・台湾・ベトナム・タイなどで胎児医療研修を行いました。
英国に本部を持つFMFの教育・精度管理システムを国内でも構築し、希望する妊婦が誰でも胎児医療を受けられるよう活動していきます。

FMFとは

OUR SERVICE

事業内容
医療者育成・ライセンス管理
医療者育成・ライセンス管理
胎児診療(特に妊娠初期)に関しては、NT計測やその他の胎児評価項目が重要です。NT以外にもたくさんの評価項目があり、それらを正確に胎児評価ができることを証明するのが「FMFcertificate」です。これを保持していないと胎児カルテを使用することができません。このライセンスは、FMFオンライン講義を修了し、テストに合格し、さらに診療実績を登録することで取得可能です。また、1年毎に診療実績を提出することで更新されます。FMFJapanでは、このオンライン講義の管理や、検査者の計測値の監査、血液検査機器の質の監査などを行っています。
胎児診療所開設支援
胎児診療所開設支援
イギリスやアメリカ、その他多くの国では、全妊婦に対して、胎児科を受診し胎児健診を受ける選択肢が提示されます。これは通常の妊婦健診で行う胎児評価とは異なり、胎児の全身を体系立てて検査し、必要に応じて胎児に治療やケアを提供するものです。胎児のあらゆる部位の計測をしたり、胎盤ホルモン値を計測しますが、それは妊娠週数によって変化するため、胎児カルテ上で解析する必要があります。日本ではこの胎児カルテによる胎児評価(リスク計算)が薬事承認されていないため、使用したい場合には医師が個人輸入しています。
また、freeβhCG,PAPP-A,PlGFなどの胎盤由来ホルモンを解析する試薬も同様に薬事承認されておらず、RUO(Research Used Only)として使用することになります。FMFJapanでは、胎児診療を行う医療者に導入支援をしています。
胎児診療システムの国内導入
胎児診療システムの国内導入
胎児を評価するための胎児カルテシステムや、胎児健診のための各試薬、胎児検査のための針、胎児治療のための機器などは、海外では安全性や有効性が確認されていますが、国内でのデータが不足しており薬事承認されていません。FMFJapanでは、AstraiaというFMFが開発したソフトウェアを用いて、多施設共同研究を円滑に行うプラットフォームを提供します。蓄積されたデータを元に、国内での医療機器登録をし、より広く一般に胎児診療が実践できる未来を目指します。